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腕時計。

2008/12/10 21:39

去年の誕生日。
父が急に「時計を買ってやる」と言い始めた。
私の好きな時計を買ってくれるのかと思いきや、彼は既に何を買うか決めていたようだ。

昔から、「どれにする?」と言いながらも既に決めているような人だった。

私の髪型も、幼い頃は父の意向で常にショートカットだったのをふと思い出した。
急に懐かしくなって、ふふ、と笑いが漏れる。

彼が時計屋で私に勧めたのは、シルバーの、何の変哲も無いCalvin Clainの時計だった。
12時の位置に「ck」とシンプルにロゴがあり、3時の位置には日付が入っている。
数字は無く、九谷焼の「青粒(あおちぶ)」のような大きさの粒が代わりに等間隔に刻まれている。

私は、彼の好みから逃れたくて必死に色々なデザインの時計を試着した。
ピンクゴールドの時計。CanCamに載っているような可愛い時計。
皮のベルトのラフなもの。違うブランドのシンプルな時計。

元々時計に興味の無かった私は、それが似合うのか似合わないのか、可愛いのかそうでもないのか分からず、結局彼の意向に従うことにした。

結局、私は小さい頃から、父の意向には背けないのかもしれない。
就活、大丈夫かな?


なんとなく、小説風に書いてみました
FC2トラックバックテーマ・第631回「腕時計をしますか?」より
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第623回「大切な言葉」

2008/11/27 22:07
トラバテーマ第623回「大切な言葉」



私の今、大切な言葉は、

カーラ・ブルーニ・サルコジさん(仏大統領夫人、歌手兼モデル)が記者に向かって言った言葉。


「どんなことを書いても、

どんなものを作っても、

それは必ず自画像になる。

あなたが私のことを書いているつもりでも、

それは貴方のことを書いているのと同じよ」

深いな、と思った。

記者はただ彼女自身をありのままに写し取って文字にしているように見えるけれど、
常に記者自身の主観からは逃れられない。

それと同じで、私は趣味として偉人の名言を集めているけれど、

それは「偉人の言葉」であると同時に、
それを拾い上げた「私の言葉」でもあるんだ。


生かしていただいて、有り難う御座います。

風華。



いやし。

2008/05/01 21:50
FC2 トラックバックテーマ:「癒されることって何ですか?」

より。

私は美術館に行くと癒されます
特に、上野の美術館に行って、ついでに上野公園で緑を見ながらゆっくりするのがお気に入りです

元々絵心も無し、絵画に詳しいわけでもありませんが、
作品と向き合っていると瑣末な悩みを忘れ去ってしまいます。

心にぐっと来る様な作品を展覧会の中で見つけて、じーっと眺めるのが好きです。
(でも現代アートは苦手で、なんだか心が乱される気がします笑)

最近はサントリー美術館の「ガレとジャポニズム」展を見に行ってきました

ガレは、よくぞ日本らしからぬガラスを使って、
日本の心を表現するような作品をつくったなぁ、と思いました。

単にジャポニズムが流行したからそれに便乗した、と言うだけでなく、
日本風の絵を真似るうちに心から日本に惹かれ、
また、批評家をして「日本人だ」と言わしめるほどの、
ガレの日本への愛が伝わってきました。


個人的には、「蜉蝣」というタイトルの、とても幻想的で、
かげろうの命の儚さを、夢を見ているかのようにあらわしている花器がとても好きです。
もし手にとって、色んな方向から眺められたら、一日中眺めていても飽きないほど。

「ガレとジャポニズム」は5月11日で終わってしまうので行かれる方はお早めに。
(次の「KAZARI」も楽しみですサントリー美術館は日本のものの展覧会が多いですね)



わたし の な の ゆらい(第475回トラックバックテーマより)

2008/04/15 00:33
FC2 トラックバックテーマ:「あなたのお名前の由来はなんですか?」

より。

私のHNの月 風」は
プロフにも書いてあるけれど、
わたしが、太陽が昇り、沈む、そして月が満ち欠ける空や、
桜などの美しい花が、じっと時を待ち、花を咲かせて風に儚く散る、
この移り変わりを好いているからです。
わたしの名もわたしの好むものをあらわせば良いな、と思ったからです。
またそのように移り変わる全ての時は美しいと思えれば良いな、とも思います。

桜は、花が散って若い葉を繁らせている時も、暑い中、セミの家になっている時も、
葉が落ちて雪の中耐え忍んでいる時も美しい。
また、桜は冬の間に、桜の花の色を幹に蓄えているので、
花の咲く前に桜の木の皮を剥いで、その皮で布を染めると
えもいわれぬ色
になると聞いたことがあるけれど(中学校の教科書から、だったかな?)
それを聞いてから、まだ見ることは出来ない、けれども確かに存在する美しさというものを意識するようになったと思います。

結構気に入っているHNです

私の本名の1字に「」という字が使われていますが、
これは母の名が「恵」を使った名であること、
父の故郷で、私の実家が田園地帯で、昔は父も稲作の手伝いをしていたそうで
先祖から稲穂に深い思い入れがあるため、つけられたと教えられました。

昔、自分の名の由来を尋ねた時に、
「穂」の一文字に

「お父さんも、お母さんも、あなたの傍にいつも居るよ」

というメッセージを込めたと聞き、胸が熱くなったのを覚えています。
ちなみに妹にも「穂」がついていて、お揃いなのがなんだか嬉しいです


そういえば、稲も1年の移り変わり、と言うか早春に苗を植えてから秋の刈り入れ時までの成長が
とても美しいです。

田舎に住んでいた私は、いつも自転車から稲の成長を眺めながら、
周りに大きな建物や電柱が殆ど無い(というかむしろ田んぼばかりで建物自体無い(笑)広い空の下で
朝日が昇るのや、夕日が沈んでゆくのを眺めながら登下校していたのを覚えています。




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